
1匹の猫を飼育されているなら、もう1匹飼いたいと思われる方も多いと思います。
そこでこのブログでは、多頭飼いのコツや工夫に加えて心配事も払拭出来る基本的な
考え方を紹介したいと思います。
子猫の時に兄弟など他の猫が居る環境が大事
猫には、「社会化期」が大事だと言われています。
社会化期とは、生後2週〜7週の時期。
この社会化期に兄弟猫や親猫などきちんと関わりを持った猫は
成長しても他の猫との関係をうまく築けると言われています。
親猫や兄弟猫から早く引き離された猫は、臆病になりやすく
他の猫と交流するのが苦手になりやすい傾向にあると言われています。
そのため、先住猫が社会化期をどう過ごしてきたのかを考慮する必要があります。
子猫を飼育中に新たに子猫を迎えるなら

飼っている猫がまだ仔猫のうちに新たに仔猫を迎えるなら、仔猫同士が遊びやケンカを
通して噛みつきや引っ掻きの加減を憶え、自然と社会性を学ぶ事が出来ます。
社会性を自然に学んできた猫は、問題行動が少なく人に対しても過度な甘えが少なく
大人しく落ち着いた性格になりやすいです。
留守番する時も猫同士寄り添いながら寂しがらずに飼い主さんを待つ事も出来ます。
成長した先住猫が居るなら静かに見守る事も大事

すでに成長した猫がいて、新たに猫を迎い入れる時は、猫同士の相性を見極め少しずつ
距離が縮まるの静かに見守りましょう。
猫同士のペースを尊重しながらじっくり時間をかけて信頼関係を築いていきましょう。
猫の多頭飼育のメリット、デメリット5選
多頭飼育メリット5選
- 寝る時、くっ付いて寝るのでお互い安心感がある。
- 留守番の時は、仲間が居るので寂しくない。
- 先住猫の行動を見て後住猫の学びが早い。
- 猫同士、遊んだり甘える事でストレスが減る。
- 猫同士、追いかけっこや戯れあったりする事で運動不足解消になる。
多頭飼育デメリット5選
- 費用など(医療費・餌、トイレ砂)経済負担が増える。
- 頭数が増える事による健康状態の管理難しさ。
- 飼育スペースと環境整備(トイレを増やしたり爪研ぎスペース確保)
- 飼育スペースの衛生管理(換気や嘔吐物などの処理)
- 感染症などの病気が同時に広がるリスクがある。
猫が安心できる環境作り
猫は本来単独を好む動物として知られています。
場所の取り合いや急な威嚇をしてケンカなどを
防ぐ為にも個々の猫が安心できる環境が必要に
なってきます。
トイレや爪研ぎの数を増やしたりするのも良い
環境作りに有効です。
1匹1匹づつ最後まで愛情を注ぐ

飼い主さんの生活スタイルは、猫たちに大きな影響を
与えます。
多頭飼育は、さまざまな要素を考慮して行う必要があります。
猫は、飼い主さんの感情など敏感に感じ取ります。個々の猫に
目を配り、個々の猫に愛情を注ぐ事が幸せな多頭飼育に繋がります。
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