動物病院の探し方ガイド

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良い動物病院の探し方ガイド

農林水産省の開設届出状況によると令和6年時点で全国にある動物病院は1万6.993件あり、動物病院も「通いやすさ」「最新の医療設備」など飼い主は求めている動物病院を選ぶような時代になりました。
しかし、探す方法に苦労されていて「かかりつけの動物病院を見つけたい」と思っていても動物病院の多さに戸惑う人もいるのではないでしょうか?
この記事では、ペットを飼いはじめてばかりの人、さまざまな理由で転院を検討されている人にも動物病院の探し方のコツを紹介します。
私は動物に携わる仕事に就いて20年、現在、犬1匹(パピヨン)猫3匹飼育中。

かかりつけの動物病院を見つけたい

ペットを飼っている人にとって、信頼のできる動物病院があるのは安心材料の一つです。
しかし、初めて行った動物病院が信頼できる『かかりつけの動物病院』となればいいのですが、「獣医師の説明がわかりづらい」「効果の分からない薬などを勧めて来る」など不信感を持つような動物病院に行ってしまい次を探す、結局かかりつけの動物病院を見つけられず堂々めぐりにならない為にも同じような経験を持つ私が、この記事で動物病院探しに失敗しないコツを教えします。

動物病院の詳しい探し方、「近くに動物病院はない」という人にも遠くの動物病院に行く時の要点を下記で紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいただき、読者のお役立てできれば幸いです。


お住まいの地域に動物病院は何軒あるのか?

まずは、近くに動物病院は何軒あるのか?調べてみましょう。
たとえ良い動物病院を見つけても、遠方だと時間の都合が合わなかったり、仕事を休んで行くなんてこともにもなるかもしれません。
移動する時間がペットの負担となる可能性もあります。
また、病院に着くまでにペットの症状が悪化するという最悪の状況も想定するべきでしょう。

『近くに動物病院がない』

近くに動物病院がない時は、入院設備が整っている病院を探す。
また、ペットと泊まれる宿泊施設なども合わせて調べても良いでしょう。
診療時間24時間かどうか、診療時間外でも診てくれるかどうかも事前に調べておきましょう。

インターネットでの情報収集

インターネット(IT)を使い情報を集めるのも有用ですが、注意する点もいくつかあります。

  • その情報には信頼性はあるのか?
  • その情報は古くはないのか?
  • その情報に偏りはないのか?
  • その情報に多様な価値観はあるか?

上記のことを注意しながらインターネットを使い動物病院を探してみましょう。

SNSや口コミなどを鵜呑みにせず良い評価、悪い評価の両方を見て総合的に判断することが大事です。

日本獣医師会や日本動物病院協会などのホームページもチェックするのも良いでしょう。
下記に日本獣医師会と日本動物病院協会のリンクからチェックして見て下さい。

日本獣医師会https://jvma-vet.jp/

日本動物病院協会https://www.jaha.or.jp/

インターネットなどで情報収集して、気になる病院が見つかれば電話して聞いてみよう。

電話で質問する時のチェックポイント

  • 定期的にするワクチンや健康診断などの料金はいくらなのか?
  • 動物の健康保険に対応しているのか?(アニコムなど)
  • 診療時間や休診日など、(午前中のみ診療)を設けてる病院もある。
  • 緊急や夜間対応の有無。
  • 予約制なのか?それとも先着順なのか?

電話してスタッフなどの電話対応良ければ動物病院に行ってみましょう。

動物病院へ行った時にチェックしておきたいポイントがあります。

  • 院内は清潔か?=待合室やトイレなど清潔感が保たれているか見ましょう。
  • ペット用の汚物箱が設置せれていれば◎
  • スタッフや看護師の対応はどうか?(ペットの気持ちがわかる方なら安心です)
  • 待合室の温度管理や空気清浄機の設置など、快適なら尚更良いですね。

獣医、看護師のペットの扱い方はどうか?

看護師やスタッフの中にペットに対して不慣れな扱い方だったり、乱暴な扱い方をするようなら「かかりつけ病院」としては考えた方が良いのかもしれません。

動物病院 変える時

辞めた方がいい動物病院

  1. 納得の出来ない診断が多い。
  2. 飼い主さんを下手に見た態度を取る。
  3. ペットの命を第一と思えない診療をする。
  4. 他の動物病院よりも明らかに料金が高い。

今、行っている動物病院を変えたい

既に、通っている動物病院があって、何らかの理由で病院を変えたいと考えている人は、出来るなら今通っている病院に転院をしたい旨を伝えましょう。
通っている病院に何も言わず、病院を変えると、転院先でまた検査など、一から調べることになるので、ペットにも飼い主にも負担となります。
治療中に転院を考えているなら、現在の治療中の内容を記したカルテ等など、もらってから転院した方が、移った病院で治療もスムーズに行えるでしょう。

まとめ

良い病院、悪い病院の基準は人それぞれの判断で変わってくるのは当然のことです。
待ち時間を例にしても、「あの病院はいつも空いていて待ち時間がなく早く終わるからいい病院」と感じる人もいれば、「あの病院は待ち時間は長いけど人気があるのでいい病院だ」というように、どう捉えるかで良い病院の基準が変わってきます。
価値観が個々に違うので、良い動物病院悪い動物病院を定義するのは難しく、実際に動物病院に電話してみたり、直接行って見たり飼い主の観察力が重要になってきます。

初めて行く動物病院は、飼い主も少し身構えてしまい、言いたいことをうまく伝えられないなんてこともありますが、獣医師、スタッフが積極的に話しかけてくれ、飼い主に話しやすい環境作りをされている動物病院は、飼い主もリラックスして伝えることが出来るのではないでしょうか?

いい環境づくりをされている動物病院は、ペットにも愛情を持ち丁寧に接してくれるでしょう。
見えない努力をされている動物病院こそがいい動物病院だと私は考えています。


終わり。

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